人は結局、幼くて脆い。

「こんな女にはなりたくないな。」と思うであろう弱くて未熟で、でももう戻れない一瞬を切り取った”お酒のつまみになる””恋バナを綴ってます。

【映画レビュー#1】『まともじゃないのは君も一緒』普通ってそんなに大事?

#20210319

 

『まともじゃないのは君も一緒』

”まときみ”観てきました!!

 

一言でいうなら、、、

成田凌さんファンにはたまんない映画でした!(笑)

せっかくだから映画好きということもあるので、これからは映画をみて思ったこととかつらつらと書いていこうと思います。

 

↓↓ネタバレ注意です!!

 

特に私が好きだったところは、勉強以外の世の中の普通を知らない大野さん(成田凌さん演)が高級料亭で「えびはわかりますよ?」っていうところ!!

予告ではどういう流れかわからなかったけどしっくり、、

なにあの可愛い感じ!!たまらん!!

って心の中で叫んでました(笑)

 

 

あと、個人的にこれからの生き方を考えさせられるような、そんなグッと来たセリフや場面を集めてみました☺

 

ぐっときたシーン①→宮本さん(小泉孝太郎さん演)とその婚約者の戸川さん(泉里香さん演)の現実を見据えて計画的に育まれる関係性が心苦しくて、でも現実はそんなもんだよなぁ。。って思いながら観てました。

人は誰しも「この人で本当にいいのかな、、?」とか「なにか違うかもしれない、違う選択肢をしてたら今頃どうなっていたんだろう?」などと交際相手にこのような感情を抱いたことがあるのではないでしょうか。

 

理想では、「好きな人と付き合えばいい」「好きじゃないなら時間の無駄だ」などなど様々な意見を言いたい放題ですよね

でもそれって、本当に恋愛やその関係性を真剣に考えていれば考えている人のほうが決断できないんじゃないかと思うんです。

 

そう簡単に、好きじゃないから別れるとか、時間の無駄とか言えるのは経験してないからじゃないかな、、実際その立場になったらそんなに簡単に決断できないのが人間ってもんじゃないのかなって思います。

 

だからこそ、あのシーンで、宮本さんとの婚約を破棄して大野さんと結ばれるという結末にしなかったんだよなぁ、、なんて。人間の心理を素直に描いていて、そこに共感できる要素がぎゅっと詰まっているからこそあの映画がより一層素敵に感じられるんだと感じました☺

 

ぐっときたシーン②→秋本さん(清原さん演)が、もともと宮本さんが好きだったのに一緒にいるうちに大野さんが好きになっちゃって悩んでるシーン

これこそ人間の心情だよなぁ、、上手く描いているよなぁってしみじみ思いました。

ずっと今の気持ちが続くわけないし、今まで信じてきたものが簡単に変わっちゃったりする。でもだからこそ、今まであった幸せに気が付けたりするんだよなって思いました。素敵だったな、あの演技も。

 

 

ぐっときたセリフ→「普通は何かを諦めるための口実なのか。」

このセリフには考えさせられました、、。

「普通はこうしないよ」とか、「普通だったら、、」とか私も日常で使ってしまいがちです。でも、それって何が正しいの?だれが決めたものなの?って思います。

何かを諦めるために”普通”って使っているなら、今すぐやめたいですよね。

 

私が一番嫌いなのは「もう○○歳だから」っていう言葉。

何歳だってやっちゃいけない行動なんてないし(迷惑かけないやつなら)、しちゃいけない格好なんてないし、全部自分の好きなようにすればいいと思いますし、そういう人生にしたいなぁって思います。

今って、残りの人生の中で一番若い瞬間だけど、そんなこと気にしてたら何にもできない!!いつだって、自分を大事にして自分をいたわって幸せって思える瞬間瞬間をつくっていきたいですね。